オイル交換

日曜は雨の予報で土曜は晴れとなっていたが、午後から出かける予定もあって、バイクに乗るのは止めてオイル交換をすることにした。

オイルはWebikeの通販で買っておいたMOTUL 5100 4T 10W40の1L容器を3つ使用。ついでに3Lのオイルジョッキ、オイル処理用エーモン ポイパック2.5L用、KITACO アルミドレン/シーリングワッシャー 12x20x1.5も一緒に購入しておいた。オイルは1つ2,100円と通販最安値ではなかったけれど、Webikeカード加入で3,500円分ポイントバックをGetしていたのでお得感たっぷり。総額7,170円から3,500円を引いて3,670円也。

金曜日の会社帰りにカインズホームに寄って買ってきた青いつなぎに着替え、バイク置き場へオイル交換グッズを運ぶ。

オイルを暖めるために暖気。隣の主人が二日酔いでつぶれていたりして、怒鳴り込んでこなければいいなと思いながら、3分ほどでエンジンを止める。新聞紙を広げた上に昔買ったオイル受けトレー、その中にポイパックを入れ、SV400Sのドレンボルト下に引きずり込む。

ドレンボルトを外すのは14mmのメガネレンチ。横から回すので一瞬どっちに回すのか分からなくなったが、下からボルトを覗き込んで確認し、緩めたあとは手で回して外す。ドレン穴から出て来るオイルは、それなりに黒っぽい。ドレンボルトについているワッシャーを外して、購入したものに付け替え、ウエスで奇麗にしてよけておく。

オイルが全部出るまでに結構時間がかかりそうなので、ちょっと緩んできたチェーンを張ることにする。リアアクスルシャフトのナットを22mmのメガネレンチで緩めたものの、SV400Sにはメインスタンドが無いのでちょっと面倒。と、昔オフ車を持っていた時の伸縮式サイドスタンドを思い出して、工具箱の中から引っ張り出す。

これの長さを調節して右ステップの根元にあてがい、バイク右から(左の)サイドスタンドを支点に持ち上げつつ足で蹴って押し込んだら、ちゃんと後輪を浮かせることができた。

リアシートを外して車載工具の中から六角レンチを出し、スイングアーム後端にあるネジを時計回りに回す。調子に乗って回していたら、チェーンがパンパンになってしまったので、反時計回りに戻して左右が均等な位置になるよう調整。一旦引っ張りすぎていたので、戻す時は後ろからタイヤに蹴りを入れてテンショナーの隙間をなくす。最後にリアアクスルシャフトのボルトを締めて出来上がり。ついでにチェーンを掃除したり、ルブを吹きかけたりもしておいた。

今回は緩めた時のナットの回転数をざっくり覚えていたので、それと同じくらい締め込んだが、本当はトルクレンチが欲しい所。昔のバイク(GS400E)の時、ドレンボルトを締めすぎてバカにしてしまった前歴があるので、以前からお金を貯めて買おうと思ってはいるのだが、なかなか実行に移せないでいる。

そうこうしているうちにオイルが出る量が少なくなってきた。と、今更ながらオイル給油口の蓋を外しておかなかったことに気付く。遅ればせながら外してみるが何の効果もなし。伸縮式サイドスタンドを外してバイクに跨がり、前後左右に揺すってみると、また少し出て来る量が増えたので、しばらく放置。

その間にMOTULのオイル容器を開けてオイルジョッキに移しておく。MOTULのオイルを使うのは初めて。独特な匂いだと聞いていたので嗅いでみると、確かに今までに無い匂い。
(あとで女房に嗅がせたら『シャンプーみたい』と言っていた)

オイルがほとんど出てこなくなったので、ドレンの周りをウエスで拭い、ドレンボルトを手で締める。最後にほんの少しだけメガネレンチで締め込んで終わり。

バイクの右に回り、オイルジョッキから給油口にオイルを入れる。エンジンには2300mlと刻印してあるが、今回はフィルタを交換しないのできっと2200mlくらいだろうと見当をつけて注ぎ込む。時々バイクを直立させては右側にしゃがみ込んでオイル量チェック窓で確認。ほどほどになった所で一旦蓋を閉め、エンジンをかけてオイルを回す。エンジンを回した最初だけ、オイルランプが何度か点灯/消灯した。『お〜 ちゃんと機能している』と、ちょっと嬉しくなる。

エンジンを止めて数分間放置し、またオイル量チェックと補給を何回か繰り返して終了。オイル交換グッズを片付けて手を洗ってから、ちょっと試走。…が、私にはいっぱしな感想が言えるほどの器が無いので、結局良く分からず。本気で峠を走ったりすれば違いが分かるのかなぁ? さすがにチェーンを張ったことによる違いくらいは私でもわかるけど…

オイル交換前にオドメータをチェックすれば良かったけれど、試走して家に戻ってきてしまったので、正確な交換時の累積走行距離は分からず。試走後のオドメータは6209km。

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