プラグ交換

先日からやろうかどうか迷っていたプラグ交換だが、今まで交換やチェックをしたことがなかったので、まぁチェックだけでもと思い、まずはタンクを持ち上げればアクセスできるリア側のプラグを外してみた。(念のためプラグを外す前にエアーブロワーでプラグホールのゴミを飛ばしておいた)

結構固く締まっていたが、特に問題なさそうだったので、ワイヤブラシで掃除して再度取り付け。締め付けトルクは11Nm。

フロント側のプラグは、アクセスするだけでも一苦労。
ラジエーターを動かした時にホーンとぶつかってコアのフィンを曲げてしまうことが多いようなので、まずはホーンを外す。ボルト1本とコネクタ1つなので、特に問題なし。
次にラジエーター。最下部でエンジンに止まっているボルトを外し、最上部左右のボルトは緩めるだけ。次にカウル後端の6角ボルトとカウル上側の6角ボルトの2本を外す。(さらにカウル最前部下側のファスナーも外したほうがいいかも)
そして、ラジエーター横のはめ込みが外れるように、カウルをそっと外側に引っ張る。この時、他のボルトはそのままなので、そ〜っとやらないと、カウルにヒビが入ってしまうかもしれないので注意。これでラジエーターはフリーになるので、下側をちょっと前に引き出す。

ここまでやってやっとプラグにアクセスできるので、プラグキャップを外して専用のプラグレンチを車体の左側から入れる。狭いところだが14mmのスパナを使ってなんとか外す。
…とプラグがこんなことに:

フロントタイヤが跳ね上げる水や泥がもろにプラグホールに入ってしまうことはわかっていたけれど、ここまでひどいことになっていたとは…
チェックだけと思って始めたが、さすがにこれは交換しなければと思い、プラグを買いにちょっと(と言っても往復100km弱だけど)OAナガシマ浜松本店まで息子のXT250Xを借りて買い出し。NGK CR8E2本で税込1,285円。

またリア側を外して新しいプラグと交換した後、フロント側をちょっとお掃除。プラグを外す前にエアーブロワーで吹いたけれど、こんな状況だとプラグホール内が錆だらけと思われるので、シリンダーの中にゴミが落ちないように祈りつつ、パーツクリーナーを吹きかけた指を突っ込んで汚れをかき出す。フロントプラグを挿入し、スパナで軽く締まるまで回した後、トルクレンチで締めようと思ったが、トルクレンチが入るスペースが無かったので諦め、ある程度固くなるまでスパナで適当に締め付けて良しにした。
プラグキャップを挿入するも、これもとっても押し込みにくく、グリグリ回したりしながらなんとか挿入。念のため、この状態で問題なくエンジンが回ることを確認してから、ラジエーター、カウル、ホーンを元に戻す。

ワイヤブラシで徹底的に磨いた後のプラグの写真も撮ってみた:

ここまで腐食が進んだ金属を見るのは初めてかも…

肝心なプラグ先端には何の問題もないのに、ネジ部分が錆びたから交換するっていうのも何だよなぁと思って、新しいSV650 ABSの写真を見てみたら、ラジエーターの下にはゴム製と思われる泥除けが付いているみたい。(確信犯ですね >> SUZUKIの方々)

頻繁にプラグを交換するのはあまりにも面倒なので、似たような泥除けを作ってラジエーターの下にぶら下げようかなぁ。

プラグ交換時のオドメータ:32,637km

This entry was posted in 整備. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.